今日は、もしかしたら…あの黒光りの大きな皆んなに嫌われる虫より、嫌いかもしれない歯医者の日でした。
お〜 イヤダ!イヤダ!
あんなに嫌いな所はない!
お〜 イヤダ!イヤダ!
帰りはスタバに寄って気分直し!
今日は淋しく一人…。
スマホをいじりながら、昨日見た父の夢の事を考えていた。
父が認知症になりはじめたころ、家で変な行動をするようになって、ウロウロしている父に、「何やってるの?」って私が怒ってる夢。
父が亡くなったのは令和元年。
もうかなりな年月が経っているが、今だに夢に頻繁にお出ましになる父。笑
きっと何か言いたいのだと思う。思い残したことがあるのだと思う。
認知症の初期の頃の父は、何せ自分の物が無くなると。それは全部娘の私が、盗んだり、隠したりしているとの認識で、他人には娘に嫌われて、悪意を持って自分の物を隠されると話していたらしい。
どんどん進行する中、私には手に負えなくなり施設に入居させた。家に帰りたい!帰りたい!の毎日だった。辛かった。今でも耳に残っている。父の悲痛な声が…。
入居させた事にずっと申し訳ない気持ちでいた。入居当初は正直ホットした気持ちはあった。これで穏やかに暮らせる、旅行にも行けるなどと、不謹慎にも思った。
年月が経つうちに、もう少し私が我慢したり、もう少し頑張ってお家で介護できたのではなかったかと、悩む毎日だった。でも自宅での介護の勇気もなかった。
最後は心不全で呆気なく亡くなった。認知症になる前は、人には迷惑をかけない人だった。病院に急ぐ私を待っていてくれなくて、一人で息を引き取った。先生が、「娘さんがすぐ来ますからね」と伝えると「はい。」としっかり答えたと聞いた。最後の姿を見せたくなかったのだと思う。私が駆け付けたときはまだ暖かくて、穏やかな顔をしていた。最後にお父さん「ごめんなさい!」「ありがとう!」と言いたかった。父の声を聞きたかった。
毎日、父には手を合わせ「ごめんね!辛かったね!」と懺悔している。
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