おばあさん

雑談

ここ数日イヤな事が続き、なんかモヤモヤ、イライラして、したい事はたくさんあるのだけど、体が動かなくて、ヤル気がなくて、なんかもうウダウダ…

車には乗らずに、滅多にしない散歩に出てみた。

ときどき深呼吸したりして、気の向くままゆっくり歩いた。

そうしたら、おばあさんに(私もおばあさんだが…)声をかけられた。

「すみませんが、ここはどこですか?」って!

町名と電信柱にあった番地を伝えると、「あー そうですかー」と言ってキョロキョロしている。

「何処かに行かれるのですか?」と聞いてみた。

「家に帰りたい!」とおっしゃる。住所を聞いてみたが分からないと… 。電話番号も分からないと…。お名前も分からない。

困った!!! でもこのまま置いて行く事もできなかったので、「警察にお電話してお家探してもらいましょうか?」と聞いたら、「はい」と。

そこで110番へ (ちょっと緊張)

事情を話したら、「すぐに行きますから、その方と一緒にいて下さい」と。「どこかに行かれても困るから」と… 直ぐ近くに公園があったので、そこで待つことを伝えて、おばあさんと公園のベンチへ。

今年は暑いですねーとか、今日は良いお天気ですねーとか話していると、「はいはい」と返事はして下さる。もう一度、お名前や、住所、電話番号と、どなたかと一緒に住んでいるのかなどを聞いてみたが、「う〜ん〜」と下を向いてしまう。

警察が5分ほどで来た。私、ちょっとホッとする。

もう一度事情を話した。

警察官がおばあさんに名前を聞くと、おばあさん、◯◯ですと答えるではないか…

ちょっと待ってよー。私が聞いたときは全部分からないって… じゃなかった?

警察官 私に よくある話しですって…言ってくれたけど…

そうなのー?

警察官が、おばあさんのいた地域の町内地図を広げて、おばあさんの苗字の家を探しは始めた。おばあさんの苗字はあまり無い苗字だったのが幸いだったようだ。

「あった、一軒あった!」

警察官、ここへ連れていってみますと、パトカーに乗せて行ってしまった。

私には 「ご苦労様でした」って。それだけ…

その後、その家で間違い無かったのかは分からない。無事に着いていてくれたらいいが… でも警察官が一緒なので大丈夫よね。

その後 私の散歩は終わった…。 

まぁー 少しは人助けになったとは思うので、それはそれで ありかな!

また明日散歩に出よう!

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